マーケット分析レポートの使い方

  • 多くのトレーダーは自分たちが何を探しているのかわからないまま一日中マーケットを監視しています。
    トレードGYMが毎日配信するマーケット分析レポートを使えばトレードすべきベストな時間と順張りか逆張りかの戦略が決まります。
  • トレードすべきベストな時間に順張りか逆張りかの戦略を決めてエントリーチャンス探しに集中することで、継続して利益を生み出せるようになります。
    このレポートは、過去 20 日のデータを時間毎にパターン分析して近未来を予測しています。しかし未来は過去の延長でも繰り返しでもありません。
    常に未来は予測不能であることを理解してストップを忘れずにトレードしてください。

マーケット分析手順

マーケット分析レポートはステップ4とステップ5で使います。

どのようにレポートを利用するか見てみましょう

  • まず最初に、一日の中でどの時間にマーケットがよく動き、どの時間にあまり動かないかをチェックします。マーケットがあまりにも動かないのであれば、トレードするのは難しいという判断も出来ます。
    マーケットが動くときは、利益目標を大きくしたり、ストップロスも少し拡げます。

 

下記、過去 20 日間の値幅分析の表は、30 分単位で区切っています。赤い□をみると、9:00~9:30
が 12pips, 9:30~10:00 が9pips となっています。これは、過去 20 日間において、ドル円の 9:00
~9:30 の平均値動きが 12pips で、9:30~10:00 よりも値幅があるので、その時間にトレードしたほうが良いことを示しています。

右上のグラフは、30 分単位での高値と安値の間の差を取って計算しています。青い線は過去 20 日間の平均、オレンジの線は昨日の値幅平均です。昨日は、朝方、過去 20 日間よりも大きな値動 きがあったことが分かります。

 

下記の図では、一週間を通して、どのようにボラティリティが変化したかがわかります。これで私たちのストラテジーを調整することができます。何曜日のどの時間帯にトレードするのが優位性があるか、一目で判断することができます。

ここまでで、一日の中のどの時間でトレードを行うか、自分の生活スタイルと合わせて決めます。
次に、順張り、逆張りの戦略を決めていきます。
順張りストラテジーは、マーケットが上昇したのちに買うこと、または、マーケットが下落したのちに売
ることを言います。
逆張りストラテジーは、マーケットが下落したのちに買うこと、または、マーケットが上昇したのちに売
ることを言います。
時間帯別のデータ欄を読み込んで、今日はどの時間帯に、どのストラテジーを適応することが最も
利益を生みそうか、戦略を立てていきます。

レポートの時間帯別のデータ欄をどのように利用するかみていきましょう

  • 下の図は、ドル円の、ある日のレポートです。前日 23:00 時から今日の15:00時までのトレンドに対して15:00から16:00までの1時間がそれまでのトレンドの延長か、それとも反転する逆張りかを過去 20 日間のデータを使って確率で示しています。
  • 赤い□を見ると、検証開始が 23:00、中間点が 15:00、検証修了が 16:00 です。順張り 65%、逆張り 35%です。前日 23:00 と今日の15:00の価格を比べて、今日15:00から 16:00 の間に、順張り方向(同じ 方向)に動く確率が 65%とみます。
  • このケースでは65%ですが、一般に60%以上になる時間帯でトレードをするようにします。このように、トレードに優位性 がみられる時間のことを、その時間にトレードパターンがある、という言い方をします。そしてトレードパターンのある時間はトレー ドのベストな機会になります。

チャートを見ると、昨日 23:00時の価格に対し、本日15:00時の値段が下がっているので、本日15:00時からの
トレードに関して、順張り方向、つまり、下がる確率が 65%、逆張り方向、すなわち、上がる確率が
35%、というように、データを読んでいきます。
「損益合計」とは、直近20日間にその時間にトレードを行うと得られるpipsです。
順張りの時〇%の確率で●pipsを得られる可能性がある、逆張りの時△%の確率で▲pipsを得られる可能性がある。

下の図は、16:00時からのトレード戦略です。ベストなトレード時間は、21:00時から22:00時と23:00時から午前0:00時の間です。
23:00時のデータを見てみましょう。順張り 60%、逆張り 40%です。次にチャートを見ます。16:00時の欧州オープン時点の価格に対し、23:00時の価格が下がっています。この場合、下落方向を順張り、上昇方向を逆張りと見ます。つまり、23:00 から午前0時の間に、下がる確率が60%、上がる確率が 40%とみて準備をします。

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