FXトレーダーは損切りルールに従うことが重要であることを知っているものの、ほとんどのトレーダーはそのルールに従えずに苦労しています。

この記事では、自分の損切りルールを徹底するのに役立つ、さまざまなコツを紹介します。

損切りコツ1:エントリーする前に損切り設定の場所を決める エントリーする前に、損切りをどのように設定するか、知っておく必要があります。マーケットのボラティリティとサポート、レジスタンスを分析することで、損切りを入れるべき価格が決定します。

買いの場合はサポートの下にストップを置き、売りの場合はレジスタンスの上にストップを置きます。損失を最小限に抑えるため、トレーリングストップの設定も有効です。

エントリー前に損失をどのように食い止めるかを正しく決定することで、ミスを防ぎ、ルールに従わない可能性を低くします。マーケットが動いているときはリラックスをして、損切りをどこに設定すべきかを決めるのではなく、損切りルールに従うことに集中する必要があります。

損切りコツ2:負ける準備 アマチュアトレーダーもプロトレーダーも、様々な方法でマーケットを見ています。主な違いは、アマチュアトレーダーはトレードでどれだけ稼げるかに焦点を当てているのに対し、プロトレーダーはトレードで資金を失う可能性、損失をいかに抑えるかに焦点を当てています。

プロトレーダーは、どんなトレードにも損失が発生する可能性があることを理解しており、トレードの最も重要な部分は”損失を最小限に抑えること”と認知しています。また、エントリーした際、仮に損切り注文に価格が触れたとしても落ち着いているように心を整えます。損失に備えて常に心を整えることは、損切りルールに従える可能性が高くなることを知っているのです。

損失に備えて心を準備するには、損切りになった場合の対応を考えることが必要です。試しに今、価格がストップに達し、損失にったものの落ち着いてそのトレードを振り返ることを想像してください。そして少し休憩をとり、リラックスしてから再びトレードする、こういった流れのイメージトレーニングを繰り返し、習慣化していきます。

損切りコツ3:疲れていたりイライラしているときはトレードをしない トレーダーにとって大きな問題の1つは、100%集中してていないときのトレードです。負けた日のトレードを確認すると、悪い精神状態でトレードしていたかどうか簡単に確認することができます。そういったときは頻繁にトレードを行い、戦略ルールを正しく守っていない可能性があります。

トレードには高い集中力が必要です。疲れているときやイライラしているとき、トレードに集中することはとても困難です。トレードする前に精神状態を確認し、気を散らすものがあるとすればトレードをしないことが最善です。十分な休息を取り、日常に大きなストレスがかかっていないときにだけトレードをしてください。

プロトレーダーは毎日トレードをしません。トレードにおいてメンタルコントロールが最も重要であることを理解しているからです。リラックスして自信がつくと、ルールに従うのがずっと簡単になります。メンタルが整っているときというのは、仮に損失を出したとしても落ち着いていられます。こうすることで利益を上げるための良いトレードチャンスを見つけやすくするのです。

損切りコツ4:すべてのトレードを楽しむ トレードの目的は大きな利益を上げること、と明確ですが、お金に集中しすぎるとトレードが難しくなります。マーケットは利益を出しやすいときもあれば、困難なときもあります。

目の前のマーケットに合う収益性の高い戦略を見つけてトレードルールに従う、というプロセスを楽しんでいる場合、利益を上げられる可能性は高くなります。利益の後に幸福感で満たされ、損失の後に落ち込んだり怒ったりするのではなく、トレードの過程を楽しむことに集中する方がトレード結果はずっと良くなるものです。

トレードの過程に焦点を当て、毎日お金を稼ぐ必要がない、ということを受け入れます。いつ、どのようにトレードするかを決めることを楽しむのです。損失を心配する必要はありません。トレードの楽しみを増やすと、ルールに従うことが容易となり、長期的にはパフォーマンスが向上します。

損切りコツ5:損失を共有する 損失の発生はトレードの一部であり回避することはできません。成功しているトレーダーは、損切り後に落ち着いたメンタルを維持することが難しいと知っています。トレード状況を他のトレーダーに共有することはトレードの改善に役立ちます。

損失が確定すると、がっかりしたり怒ったりしてしまうことはごく自然なことです。だからこそ、損失を共有することで誰かにトレードを客観的にチェック、アドバイスしてもらうことは有益になります。 1つのトレードに集中しすぎるとトレード計画を忘れがちになります。他のトレーダーはあなたのトレードに感情的にはならないからこそ、その様子を見れば自ずと負けたとしても怒ってはいけない、ということを思い出すきっかけになります。

トレーダー同士で話し合うことは、損切りルールを常に守りやすくすることに繋がります。すべてのトレード結果を他のトレーダーに共有するのではなく、チャートにエントリーと決済がどこだったのかを明確にして共有するだけで、他のトレーダーもトレード戦略を確認することができます。自分のルールに従っていることを他のトレーダーに確認してもらうとトレードのパフォーマンスは向上します。

損切りコツ6:損切のパフォーマンスを追跡する たいていのトレーダーは、口座残高を見てトレードパフォーマンスを確認します。もちろんどのトレーダーもできるだけ多くのお金を稼ぎたいと考えていますが、プロトレーダーはそこだけにとらわれず、損切りルールに従うことのパフォーマンスも確認します。損切ルールを無視して利益を上げることは魅力的ですが、これは短期的なものであり、長期的な損失につながります。

トレードを改善するには、ストップロス注文に従えているかを確認することから始めましょう。毎日トレード前には、ストップロス注文がどこになるのかを確認する必要があります。トレード結果に関係なくストップロス注文に従わなかった場合、ストップロスに従えなかった理由を分析する必要があります。たとえ短期的な利益を失ってしまったとしても毎日ストップロス注文に従うことを目標に置きます。損切りになった際は、損切りが小過ぎなかったか、大き過ぎなかったかを確認し次のトレードの損切り設定を調整します。

損切りコツ7:リスクリワードを忘れない 多くのトレーダーは、高い勝率を得ることに集中し過ぎてしまい、勝率を下げてしまう恐れから、損切りルールに従えなくなってしまいます。勝率ではなく、リスクリワードレシオが1を超える(平均利益が平均損失よりも高い)状態を理解することで損切りルールに従うことが容易になります。

リスクリワードレシオが1を超える場合、長期的に利益を上げるためには50%の勝率を必要とします。トレードに入る前、目指している利益が許容できる損失よりも高くなっているかどうかを分析することはリスクリワードを考える上で重要です。トレード毎に1を超えるリスクリワードを設定することで、仮にそのトレードが損失となっても次のトレードで損失を取り戻すことができる可能性があることがわかると、自身の損切りルールに確信を持ち従えるようになります。

損切りコツ8:視点を長期に当てる トレードは、一つ一つのトレード結果に集中しすぎて全体像を忘れがちです。損失を小さなものに止めている限り、損失を取ること自体は問題ではありません。多くのトレーダーが抱える問題は、小さな損失が大きな損失となり、ポジションを手仕舞いできなくなっている状況です。

小さな損失を受け入れることは、長期的に見るとその損失を自信を持って取り戻すことができます。一つ一つのトレード結果ではなく長期的な目線を持つことは損失の受け入れを容易にさせます。 大きな損失を一つ出してしまうと、その損失を回復させるまでに長い時間が必要となり、自信が低下し損失に恐れトレードが難しくなります。ルールに従えている限り損失を出すことは重要ではありません。これを覚えているだけで損切ルールに従うのが簡単になります。

損切りコツ9:トレード時間を設定する トレードは非常に中毒性があります。マーケットは24時間動いており、トレードするマーケットもたくさんあります。トレードが多すぎるとトレードが悪くなり、損切ルールに従うことも難しくなってきます。良いトレーダーは、自分の損切ルールの範囲内だけにトレードを抑えて、十分な休息をとりながら集中しているときにのみトレードを行います。

損切ルールに従うには、エントリー前にトレード時間を決めることが望ましいです。通常、ほとんどのトレーダーは1日1〜2時間のデイトレードで十分です。事前に決めた終了時間になったら、すべてのポジションを手仕舞います。こうすることで大きな損失が発生する可能性を低くします。スイングトレーダーの場合はポジションを保有する日数を決めてトレードを行うようにします。

損切りコツ10:トレードを中断する トレードはストレスが多く、どんなトレーダーであっても休憩は必要です。プロトレーダーは、ミスを犯したり損切りルールに従わない可能性を減らすため、疲れを感じるとトレードを中断させます。

疲れ具合に応じて、休憩は5分、30分、1日、または1週間、と調整していきます。重要なポイントは、リラックスしていて集中しているときにのみトレードすることです。休憩をとることは機会損失になる可能性もありますが、それよりも大きな損失を被る可能性が高くなるため、疲れたときはトレードをしない方が最善です。

損切りコツ11:趣味を持つ トレードを楽しむのは素晴らしいことですが、トレードのし過ぎを避けるため他の趣味を持つことも重要です。トレードの他にやるべきことがあると、トレードを終了させることが容易になります。特に夜、仕事の後にトレードをする場合、ニューヨーク市場は日本時間の翌朝まで開いているため損失を出したときにトレードを切り上げることが非常に困難になります。

スポーツジムに行ったり、本を読んだり、映画を見たりするような趣味を持つことは、トレードに夢中になり過ぎないので、トレードの切り上げ時間がわからなくなる可能性が低下します。トレードする時間帯を設定し、その他の時間は趣味を楽しむ時間に設定します。明確なタイムスケジュールを決めることで大きな損失を回避し、自分の損切ルールに従うことが容易となります。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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