5分足の読み方

5分足のチャートを使用したトレードは人気があります。沢山のトレードチャンスが巡ってきて、トレードを楽しめるためです。多くのトレーダーが見ている5分足チャートの読み方はとても大事です。この記事から5分足チャートをどう読んだら良いのか学んでいきましょう。
10期間の単純移動平均線(SMA)を使用する
10期間の移動平均線を使用すると、1時間に1~3回のトレードチャンスが巡ってきます。1時間に1~3回のトレードチャンスは十分です。これ以上多くのトレードは必要ありません。少ないトレード回数に抑え、一つ一つのトレードに集中する環境を作っていきます。
これ以上大きな期間設定をすると1時間当たりのトレード回数が減ってしまい、何時間もチャートを見ていなくてはなりません。通常、人の集中力は長く持ちませんので、短時間で集中したトレードスタイルを実行します。
日足と1時間足のサポートとレジスタンスを確認する
5分足でトレードを行うときも、1時間足や日足のサポートやレジスタンスを5分足チャートに表示する必要があります。日足や1時間足も5分足と同様にとても人気のあるチャートのため、多くのトレーダーがマーケット判断に確認しています。日足や1時間足のサポートやレジスタンスは、5分足チャートにもとても有効に働きます。
5分足を見ているのは、スキャルピングやデイトレードをしているトレーダー達です。1時間足は、スキャルピングやデイトレーダーの他、スイングトレーダーも見ているチャートです。日足もスイングトレードや長期間トレードを行うトレーダーも見ているため、5分足チャートのサポートやレジスタンスよりもより有効に働きます。
一日の時間を理解する
FXマーケットは24時間稼働していますが、マーケットはどの時間であっても動く訳ではありません。 マーケット毎にボラティリティの高まる時間、低くなる時間が訪れます。トレードを行うマーケットの一日の流れを知ることで、ボラティリティの高い時間にのみトレードを集中して行うことが可能となります。
例えば、GBPUSDのトレードを行う際、日本時間9:00など、日中のトレードはお勧めしません。マーケットはほとんど動きませんので、ロンドン時間やニューヨーク時間にトレードを行うようにします。

5分足チャートは役立ちますが、チャート表示はシンプルにすることをお勧めします。5分足でのトレードはトレード判断を瞬時に下さなくてはなりません。インジケーターを沢山使用したり、複雑なチャート画面にしてしまうとトレード判断に迷いが生じます。トレード判断をシンプル、且つ、瞬時に行える状態にすることは、トレード成績を向上させることにも繋がります。