この記事は、FXで負けることについて解説します。FXトレードの負ける意味を正しく理解し、正しく実行できるようになりましょう。そうすることでトレード実績が良い方向へ改善されます。

「FXで負ける」とは色々な事を意味します。一般的に知られているFXの負けには大きく分けて2つあります。
✓ その言葉の通り、損失になって資金が減ること
✓ 次にトレードが行えない程、資金を無くしてFXマーケットから退場すること

しかし、この2つの負け以外にも、FXトレードにはもう一つの負けがあります。

上手に負けること

トレード戦略を一つに絞る

FXトレードには100%はありません。これは必要な負けがあるということを意味します。
プロトレーダーでさえも負けトレードは何度も経験します。これは、FXトレードが未来を相手にしているからです。天気予報が100%的中しない事と同じです。プロトレーダーは、利益になる可能性が高い時にだけトレードを行います。仮に思惑と違う値動きとなって損切りすることになっても動じません。これは正当な、必要な損切りと理解しているからです。反対に、このポジションに区切りをつけない事は次のトレードチャンスを逃す事にも繋がります。

含み損が拡大していくことは、次にポジションを建てる余力を削いでいくことに直結しているため、損失は小さく抑えるべきです。しかし、ほとんどのトレーダーは目の前の口座残高の増減を気にするあまり、冷静さを欠き、損切りの適切なタイミングを逃してしまいます。

では、負けトレードを必要な損失にするにはどのようにしたら良いのでしょう。

ポイント1

ポジションを建てる前に、トレード計画を立てる

トレード計画を立てないままトレードを行うことはギャンブルトレードです。思い付きで行ったトレードは、利益になったとしても継続的な利益には結び付きません。安定して稼ぐにはトレード計画は必要事項です。

トレード計画を立てる必要性は、再現性にあります。マーケットは、過去と全く同じマーケット状況になる事はないにしても、似たようなマーケット状況を繰り返しながら現在のマーケットに至っています。

マーケットがこのような状況になったら、この戦略でトレードをする、という計画を立てることは損失を限定させ、利益を拡大させる事に繋がる大切な準備となります。決済時も同様に、思惑方向へマーケットが動かなかった場合は、ここで手仕舞いする、と決めたストップロスを拡大させることはしません。

ポイント2

トレード計画に沿ったトレードを実行する

多くのトレーダーは、トレード前にトレード計画を立てています。しかし、そのトレード計画を実行しているトレーダーはとても少ないのが実情です。どんなに良いトレード計画を立てたとしても、実践で活かせなくてはトレード計画の意味を成し得ません。トレードが終了したら、一つ一つのトレードが計画に沿ったものであったかという視点で振り返りを行い、自分はトレード計画に沿ったトレードが行えているのか、客観的に分析する事ができます。ここで気付いた事は、次回のトレードに活かすように改善します。そして、次回のトレードではその改善点を実行できたのか、という視点での振り返りも合わせて行うようにすると、FXで負ける事の正しい理解が進みます。
ポイント3

リスクリワードの良いトレードを行う

FXトレードは勝率の良さに目が行ってしまいがちです。しかし、どんなに勝率を上げても、1回の損失が大きければ、今まで積み上げてきた利益を全て相殺してしまいます。

ターゲットがストップよりも大きくなる場所でのみトレードを行うようにすることで、これを回避します。このことを理解してポジションを建てているか否かでは、損切りの質に大きな違いが生じます。

多くの初心者トレーダーはこの理解を深めないままリアルトレードを行ってしまっているため、大きな損失を繰り返し、大切な資金を大きく失っています。

FXトレードには勝ちトレードもあれば負けトレードもあります。安定したトレード成績を残すためには、どれだけ損失を小さく抑えられるかがカギとなります。損失と上手に付き合い、利益を残せるトレーダーになっていきましょう。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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