多くのFXトレーダーはFXで損をすることを怖れながらトレードを行っています。しかし、実際に勝てているトレーダーは損失を怖れず、損失を受け入れてトレードを行っています。
では、実際に勝てているトレーダーになるためには、損失をどのように捉えれば良いのでしょうか。

FXトレードにおける損は怖い?

人はどんな物事でも、知らない事から来る不安によって、怖いという感情を抱いてしまうものです。これは人であるからには仕方のないことです。特にFXトレードを始めたということは、誰もがお金を稼ぎたくて始めたはずなので、損失を出したくないという気持ちはとてよく理解できます。では、なぜ勝てているトレーダーやプロトレーダー達が損失を受け入れる事が出来ているのでしょうか。

プロトレーダー達は、自分がトレードをしているマーケットの事を理解しています。だからこそ、損失を受け入れ、次回のトレードに繋げているのです。それでは、ここで指しているマーケットの理解とはどんなものでしょうか。

ポイント1

自分の性格

あなたはFXトレードでポジションを建てると、どれくらいの時間、そのポジションを保有していますか?短時間で数多くのトレードをするのが好きなのか、数時間から数日間ポジションを保有してより多くのpipsを得たいのか。我慢強いのか、早く結果が欲しいのか、等です。
マーケットによって、値動きの大きさや動く時間帯は異なります。自分の性格に適したマーケットを選択することでトレードストレスを軽減させる事ができます。
ポイント2

自分の生活スタイル

自分の一日の流れを改めて理解しましょう。一日の中でトレードに集中できる時間は何時頃でしょうか。また、その時間は何時間ほど得る事ができますか。FXトレードは、短時間トレードになるほど高い集中力が必要となります。瞬時により良いトレード判断をしていかなくてはならないからです。
多くの初心者トレーダーは見落としてしまいがちですが、プライベートにかかるストレスもFXトレードには影響を与える事がしばしばあります。そのため、忙しい日や疲れが溜まっている日のトレードは冷静な判断を欠く事も多くあるためお勧めしません。勝てているトレーダー達は、片手間でFXトレードを行うのではなく、ビジネスとして、集中して向き合える時間を作り出してマーケットに向かっています。
ポイント3

自分に適したマーケットを選択できている

自分の性格や生活スタイルに適したマーケットを選択します。FXには数多くの通貨ペアが存在します。マーケット毎に異なった動き方を見せますので、マーケット毎の癖を理解してマーケット選択を行えていないと安定した成績には結び付きません。
普段トレードを行っているマーケットが一日の中で一番ボラティリティの高まる時間帯を知っていますか?反対に静かな時間帯を知っていますか?
マーケットが静かな時間に、チャートに張り付いてトレードチャンスを待つ事は、とても忍耐が要る作業です。マーケットが静かな時はトレードから離れて違う事をし、マーケットにボラティリティが出た時にだけトレードを行う事が最善です。
FXトレードは、より長い時間チャートを見ていないと勝てない訳ではありません。反対にトレードをすればするほど冷静な判断が出来なくなり、損失を重ねてしまうものです。生活スタイルとマーケットにボラティリティの出る時間とが合ったマーケットを選択するとトレード結果を改善できるようになります。
勝てているトレーダーは、マーケットの特徴を理解してトレードを行っています。プロトレーダーもそのマーケットの理解を深めてからリアルトレードを行っています。
ポイント4

瞬時にトレード判断できる戦略をしようしている

多くのトレーダーが使用するトレード判断に、インジケーターがあります。インジケーターはマーケットの数以上に多く存在しています。インジケーター毎に示す内容も様々ですが、使用する上で大切な事として、トレード判断に迷いを生じさせないようにする事です。1つのチャートの中に複数のインジケーターを使用しているケースも見受けられますが、インジケーターによってサインを出すタイミングが異なるため、1~2個の表示に抑えるのが賢明です。
特にポイションの保有時間の短いトレードほど迷わない瞬時のトレード判断が必要となります。エントリーを迷っていると、遅いエントリーになってしまい、損切にかかりやすくなってしまったり、リスクリワードが悪くなってしまいます。素早いトレード判断は、遅すぎる判断よりも良い結果をもたらします。
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怖い損と怖くない損

マーケット未来を読む事は難しいですが、確率の高いところでトレードを行う事でFXトレードは稼ぐことができます。絶対稼げるという保証がないからこそ、受け入れられるだけの損失内に抑えるように損切を入れて損失をコントロールします。

マーケットの特徴や癖、優位性、マニュース等を理解していないままポジションを保有してしまうと、マーケットの突然の変化に対応できず、より大きな損失に繋がってしまいます。知らずに、防げる損失に気付けないままトレードをしている事は、とても怖いものです。

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損切りは負けではない

損切りは決して負けるという事ではありません。損失をいかに小さくすることが安定した勝ちに繋がるものです。トレードを仕事にしているプロトレーダーであっても損切りを受け入れています。損失が大きくなる前に、損失が小さな内にトレードを終了させ、新たにポジションを立て直して、勝てるトレードに注力を注いでいくのです。

損切りを大きく育てるのではなく、小さな内に芽を摘む習慣を身に着けましょう。また、ポジションを保有する際には損切を決め、その損切りを拡大させないようにします。

アドバイス

FXトレードは、利益と損失との繰り返しです。利益のみ欲しい気持ちも理解できますが、それは決して適いません。損切の心構えを持ってマーケットに向かうようにしましょう。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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