チャートの複数表示説明1

FXトレードをする際、いくつのチャートを表示させていますか? 多くのトレーダーが複数のチャートを開いてトレードしていますが、実はこのやり方、トレードを難しいものにさせてしまう一因です。FXトレードではチャートを複数表示させるのではなく、判断を遅らせないためにもシンプルにトレードする習慣をつけていきましょう。

チャートの複数表示が好ましくない理由①

チャートの複数表示には、モニターを複数使う方法もありますが、画面がたくさんあることはトレード判断を混乱させてしまいやすくなります。また、一つのモニターでチャートを複数表示させることは、一つ一つのチャートが小さくなってしまい、見難く、トレードにかかるストレスを増やしてしまう一因になってしまいます。

チャートの複数表示が好ましくない理由②

同じマーケットであっても、時間足が異なるだけでマーケット状況は異なります。5分足では上昇トレンドなのに、1時間足では下降トレンド、日足ではレンジの状態なんていうことが普通です。すべての時間足のトレンド状況が揃うことの方が稀であり、それはそれだけ強いトレンドが発生しているときのみです。このように、チャートを複数表示させることで売買判断に迷いが生じ、結果、エントリーが遅くなったり、トレード判断が遅くなってしまうことがあります。大切な資金を守るためにも、トレード判断は遅くならないようにしなくてはなりません。

ポイント1 チャートの複数表示が好ましくない理由を挙げましたが、他の時間足を見ることがいけない訳ではありません。むしろ、マーケット状況を把握する必要のある、トレード前の準備段階では上位足を見ることは大切です。大きな流れを掴むこと、重要なサポート、レジスタンスを知ることはとても重要です。

マーケット分析を終えて、エントリーを待つ段階になったら、トレードで使用するチャート以外はすべて閉じて、トレードするチャートに集中して向き合います。

ポイント2 複数のマーケットでそれぞれのチャートを開いているトレーダーもいますが、安定して利益を上げられているマーケット以外は閉じてしまうことをお勧めします。人は複数のことに集中することは困難で、脳科学的にもマルチタスクは非効率ということが証明されています。

先ずは一つのマーケットで長期的に安定して利益を得られるようになってから、次のステップとして、マーケットをもう一つ増やしていくことをお勧めします。そのためにも、一番利益を上げられているマーケットが何かを分析する必要があります。早く稼ぎたいという気持ちから、複数のマーケットで複数のポジションを建てることは不要な損失を招いてしまう原因にもなりますので、一番利益を上げられるマーケットの一つのチャートにのみ集中することが最善です。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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