FXトレードは24時間トレードができることが魅力の一つです。しかし、マーケットが24時間動いていてもトレードに適した時間は限られています。そして、曜日も例外ではありません。この記事からFXマーケットの理解を深め、トレードを効率良く行っていく方法を学びましょう。

FXマーケットが月曜日に動かない理由

理由1

マーケットに影響を与える重要な経済指標発表が無い

月曜日は、重要な経済指標発表が基本的にありません。トレードしているマーケットの国の経済指標発表を調べると分かりますが、重要な経済指標発表は、年間を通して曜日や時間帯が定まっています。それが月曜日に設定されいることがほとんど無いということです。マーケットに影響を与えるニュースや経済指標が発表されると、それをきっかけにマーケットが大きく動き出すことがあります。FXトレードは売買の価格差によって利益を得るものです。マーケットが静かで動かない状態では、大きな損失を回避することはできても、利益を得る機会にはなり得ません。突然のニュースや要人発言などで、月曜日でもマーケットにボラティリティが出ることもありますが、それは極稀なことです。その稀なチャンスを狙い続けるよりも、他にもよく現れるチャンスでトレードをした方が効率的です。

理由2

マーケット参加者が少ない

理由1に繋がりますが、大きな経済発表が無いため、トレードをしようというトレーダーが多くありません。また、1週間の始まりの頃のマーケットは比較的静かな傾向があり、週中盤から後半にかけて動き出す傾向があります。FXトレードを専門にしている個人はそう多くありません。もしあなたも勤め人であるなら、週末明けの月曜日は仕事が忙しいかもしれません。無理にトレードを行おうとはせず、月曜日は今週始りのマーケット状況の把握のみにし、週中盤以降のトレードのための準備日として考えるのも良いかしれません。

月曜日トレードの注意点

注意1

基本的に月曜日は静かな曜日と認識して大丈夫ですが、もちろん例外もあります。週末に大きなニュースが入り、週明け月曜日の朝(オセアニア時間)にマーケットに窓が開いた場合、急に大きな値動きを見せることがあります。通常であれば、月曜日の朝のマーケットはとても静かに始まりますが、そうで無い日もあることを認識しておいてください。

そのため、デイトレーダーが週をまたいでポジションを保有し続けてしまうと、思わぬ大きな損失を被ることにも繋がりますので、週末には全てのポジションを閉じて、損失をコントロールします。月曜日の朝に窓が開いた場合、売り価格と買い価格に大きな差が生じたり、一瞬の内にマーケットが急激に動き、ストップロスが滑り、適切にストップ処理されない場合があります。

注意2

ボラティリティがあり激しい値動きのマーケットを好むトレーダーもいれば、ボラティリティの少ない静かなマーケットを好むトレーダーもいます。FXトレードは価格差で利益を得るものなので、マーケットがなかなかターゲットに達しないと、我慢できずにトレードルールから逸脱してしまう傾向があります。そして、損失が増えていくと、それがストレスとなり、元々計画に無い、その場その場の思い付きのトレードへと変化していきます。これはギャンブルトレードで資金を減らす原因になります。トレードは、常に計画に沿ったトレードであり続けるようにしてください。

アドバイス

FXトレードは毎日行わなければならないものではありません。また、トレード回数を増やすほど稼げる訳でもありません。むしろトレード回数が多いほど損失が積み重なって悪いスパイラルに陥り、大切な資金を減らします。トレードする曜日や時間を決めて、効率的なトレードを行うようにすると、トレードにかかるストレスを軽減できます。

月曜日にトレードを行う場合は、小さなターゲット、小さなストップを使用し、一日の中でもマーケットが良く動く時間帯のみにトレードを行うようしましょう。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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