前回のプロップショップのトレードで何を学びましたか?
①メンタルと資金管理の難しさ

②1回目と2回目のプロップで同じミスを繰り返したので、精神論ではなく手法としてメンタル管理する必要性

今のトレード戦略 取引市場、取引時間、チャート分析方法、準備を教えてください?
①トレード戦略 : 基本的には、1時間足および4時間足の安値と高値を目安にトレードしている。(詳細は2回目に書いた通り)

②取引市場 : EUR/USD, GBP/USD, USD/JPY, GBP/JPY, EUR/JPY

③取引時間 : 10:00 ~ 14:00, 14:00 ~ 18:00, 18:00 ~ 22:00, 22:00 ~ 26:00 毎にトレンドや傾向の分析を行い、損切ラインを置きやすいタイミングでエントリー。

④チャート分析方法 : 1時間および4時間のローソク足、5SMA、10SMAおよび21SMAと2σのボリンジャーバンド

⑤準備 : 経済指標の時間の確認、1時間足と4時間足の確認、ストップロスの位置の確認(大体はターゲットとして認識)

前回のプロップショップでのトレード戦略と今の戦略で何を変更し ましたか?
①プロップになる目的で短期集中で臨んだため、特にトレード戦略は変更していない。

①ニックさんの二回目のクイズで出てきたサポートやレジスタンスの考え方は、6/14のGBP/USDの相場で大いに役立ったので取り入れたいとは思う。

②プロップになって変更したい点1 : いきなり本番のロット数で取引するのではなく、0.01ロットで自分の調子を測るトレードを行うようにする。

②’変更の理由 : 自分のトレード手法と相場との呼吸を合わせるウォーミングアップがないと、呼吸が合ってきた頃に限度額というパターンがあった。
加えてPipsだけで大損してる可能性を判断できるようになれば、取り戻そうと気負うことなく、資金を大して減らさずに撤退できるようになると考える。

③プロップになって変更したい点2 : 一日の限度額によってトレードを規律するのではなく、連続ドローダウンが一日の限度額に達したら終了するようにする。

③’変更の理由 : ボラティリティの高い相場では$200勝った後に$300負け続けて$-100でトレード終了というような場面があり、ここまで資金が増えたという意識と
一日では取り戻せないという現実を受け入れられず、メンタル管理に失敗した状態でその翌日もトレードを続けてしまうことで、連続ドローダウンが$-100オーバーのトレード手法に陥ったため。 

 他のトレーダーへのアドバイスをお願いします。
①例えば、あなたがトレーダーとして銀行に就職したところを想像してみてください。
 一年目で結果を求められたとします、あなたはどう感じるでしょうか?
 就職したら、同じ会社で三年は働くべきだ、世間はそう言います。
 トレーダーは歴とした職業です、それを目指すなら時間を掛けるべきだと思います。

②パチプロや馬券師がトレーダーに転向して成功するケースがありますが、何故、上手く行くのでしょうか?
 パチプロも馬券師もトレーダーも、戦術や手法という観点で見れば共通点を見出すのは難しいと思います。
 でも、リスク管理のプロであるという観点から見れば、彼らに共通点が見出せると思います。
 培ってきたリスク管理手法を転用しているのだと考えれば、転向しても上手く行くのは頷けることだと思います。
 戦術や手法にリスク管理をくっ付けるのではなく、リスク管理から戦術や手法を考えてみるのも一興だと思います。

③計算したら分かると思いますが、プロップとして資金を増やし続けることはプロップになるよりも難しいです。
 翻ってプロップとして資金を増やすのに慣れることが出来れば、プロップになるのは簡単に感じられるようになると思います。
 プロップなりのリスク管理意識に適応した結果として、より低位のリスク管理で事足りるプロップ資格はクリアできる確率が高くなるのだと思います。
 一ヶ月掛からずにプロップに成れるようになれば、金銭的な負担はかなり軽減すると思います。

④ここまで来るのに一年半掛かっていますが、戦術や手法はオマケみたいなもので、リスク管理の上達が大きいと思っています。
 一回目のプロップを目指していた時は完璧な手法を目指していましたが一年掛かりました、負けたら手法が完全じゃないからとも考えていました。
 そこから段々とリスクリワードレシオが2以上になるのを意識するようになって改善しました。
 逆にいうと、リスクリワードレシオを2以上にするために損切浅く、サポレジの見極めしっかり、反転判断素早く、という変化がありました。
 二回目のプロップになるのには11日間しか掛かっていませんし、今回も14日間程度で済みましたが、でもまだ足りません。
 恐らく、まだまだリスク管理方法に改善の余地があるはずで、私はそれを見つけ出さなければ儲けられるようにはならないでしょう。

⑤いま、私はリスク管理のプロになるために、より(厳しいではなく)合理的な規律にてトレード手法を再構築しようと試みています。
 リスクリワードレシオが2以上になって、一日のトレード結果に+のバイアスが掛かるようになりました。
 ”口座資金を減らさずに負ける、あるいは、負けたときに口座資金が減っていない”、これが出来れば口座資金には+のバイアスが掛かることになると思います。
 頓知でしょうか?

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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