レジスタンスとは

レジスタンス説明1

チャートを開き、レジスタンス判断を正しく行えている自信はありますか? 実は、レジスタンスの意味合いを理解することはとても大切で、マーケット判断が適正に行えているかどうかに関わります。それぞれのレジスタンスの意味合いを確認しながら、マーケットを読み解く力をつけていきましょう。

レジスタンス説明2

マーケットがある水準に達したとき、今までの上昇の動きを止める可能性が高い水準を指します。その高値となった水準をレジスタンスと言います。

レジスタンス説明3

常にレジスタンスでマーケットが上昇を止めるというわけでもなく、反対に、マーケットがレジスタンスでの上昇を止めずにそのまま上昇を続ける場合もあります。その場合は、マーケットはそこから一気に上昇する可能性もあります。

レジスタンス説明4

レジスタンスには多くの注文が集中して入っているため、ボラティリティが高まり、値動きが激しくなる傾向があります。

ポイント1

レジスタンスライン : 前の高値

以前高値となった場所、以前のレジスタンスはトレーダーに意識されやすく、再びそこを目指してマーケットが上昇することがあります。直近の高値や、過去につけた高値はレジスタンスとして有効に機能することが多くあります。それは以前の高値で売り逃した人が、マーケットがレジスタンスに戻ったタイミングで売ろうとするために起こります。

ポイント2

レジスタンスライン : 前の安値

過去に安値となった場所は、今度は高値、レジスタンスとして機能します。前の安値で買いエントリーをしたトレーダーは含み損の状態となっているため、マーケットがレジスタンスに戻ってきたタイミングで損失を回避しようと手仕舞いの売り注文を入れます。

ポイント3

レジスタンスライン : 移動平均線

移動平均線は、世界で一番多く使用されているインジケーターです。そのため、移動平均線と価格との関係性はトレーダーに意識されやすく、移動平均線がレジスタンスとして機能することがあります。移動平均線がレジスタンスとして機能するのは、レンジ相場ではなく、トレンド相場です。

ポイント4

レジスタンスライン : トレンドライン

下降トレンドのときに高値と高値を結んだ線はトレンドラインの一つです。このトレンドラインも移動平均線同様、レジスタンスラインとして機能します。このトレンドライン水準には多くの売り注文が入っています。

ポイント5

レジスタンスライン : 大台

切の良い数字を大台と呼びます。例えば、110、141、0.9600、1.0700などです。このような切りの良い数字は、多くの人が重要な価格水準と認識するため、この付近の値動きは注目されます。そのため、この数字付近には手仕舞いの売り注文や、売りエントリー注文が多く入っており、レジスタンスとして機能することになります。

アドバイス

レジスタンス説明4

マーケットはレジスタンスラインを目指してピタリと上昇を止めるものではありません。多少前後するため、レジスタンスラインは目安とし、その付近でマーケットが上昇を止める可能性が高い、という認識をするようにしましょう。

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