水平線はFXトレードで理解すべき重要事項の1つです。FXトレードで使用できるインジケーターは数多く存在しますが、どんなトレーダーであっても、全て同じマーケット(チャート)を見ています。

水平線分析は、トレードタイミングや、ターゲット、ストップの場所をどこに置くべきかの判断能力を向上させます。

水平線の計算方法

水平線を見つける主な方法は5つあります。

水平線手法1

前の高値(レジスタンス)と安値(サポート)


水平線サポート


マーケットが前の安値から上昇して、再びそのレベルに戻ってきた時、マーケットには多くの買い注文が入ります。同じ価格に触れる回数が多いほど、その価格は強固なサポートとなり、重要なサポートにもなっていきます。多くのトレーダーがそこで買いトレードをしているために、このような現象が起こります。



水平線レジスタンス


水平線レジスタンスは水平線サポートの反対です。前の高値を超えられなかった場合、トレーダーはレジスタンスの強さを知り、売りトレードをします。過去にも同じ価格で上昇が止まってしまった場所がないか、確認します。

水平線手法1
水平線手法3
水平線手法2

前のサポートとレジスタンス


水平線サポート


多くのトレーダーは、マーケットがレジスタンスを上回った時、レジスタンスで売るため、損失を出します。しかし多くのトレーダーは損失を取り戻そうと、マーケットが過去のレジスタンスに戻った時点で、今度は買いエントリーをするため、サポートが形成されます。



水平線レジスタンス


マーケットがサポートを下回った場合、多くのトレーダーが損失を被ります。マーケットが過去のサポートに戻った場合、損失を取り戻すために売りトレードのタイミングを探るトレーダーも現れるでしょう。

水平線手法2
水平線手法4
水平線手法3

トレンドライン


水平線サポート


上昇トレンドとは、少なくとも2つの安値を結ぶ線が引かれ、その線が上向きになることです。マーケットがラインに戻ると、多くのトレーダーは買いトレードを検討し、サポートラインがより強くなります。



水平線レジスタンス


下降トレンドとは、少なくとも2つの高値を結ぶ線が引かれ、その線が下向きになっている状態を指します。接続してマーケットが下落している時は、レジスタンスを引くことができます。

水平線手法7
水平線手法8
水平線手法4

移動平均線


水平線サポート


移動平均線を使用すると、サポートを見つけるのに役立ちます。 上昇トレンド時、移動平均線はより高い方向を目指して伸びていくため、トレーダーは移動平均線付近で買いエントリーしようとします。



水平線レジスタンス


下降トレンドでは、移動平均線は下向きになり、レジスタンスとして機能する可能性があります。

水平線手法5
水平線手法6
水平線手法5

大台


水平線サポート


区切りの良い価格は、多くの注文を引き付けます。その結果、サポートが形成されます。 マーケットによって価格が異なるため、大台となる数字も異なりますが、通常、価格の最後の2つ以上の数字が「0」で終わる数字を大台と考えます。例えば、USDJPYの大台は115.00、日経225の場合は27,000、GBPUSDでは1.3500といった数字になります。



水平線レジスタンス


マーケットが上昇している時、例えばGBPJPYの155.00、ダウ30指数の36,000のような大台はレジスタンスとして機能する可能性があります。

水平線手法10
水平線手法12
水平線戦略1

サポートで買う

マーケットがサポートに達して再度上昇の見込みが見えたタイミングで買いエントリーをします。マーケットに再度上昇の勢いがない場合は、様子を見て、エントリーすることを控えます。

水平線戦略1
水平線戦略2

サポートが一度下回って再度戻ったら買う

マーケットが一度サポートを下回ったものの、再度上昇して、サポート上抜けたタイミングで買いエントリーをします。ここでも、マーケットがサポートを上抜ける強さを確かめられた時にだけ買いトレードをします。サポートがレジスタンスになるような動きの時にはトレード見送ります。

水平線手法2
水平線戦略3

マーケットがサポートを下抜けたら売る

人気の戦略です。しかし、売り過ぎの状況はダマシの可能性もあり危険なトレードでもあります。エントリーしたら直ぐにストップを置いて損失をコントロールするようにします。

水平線手法3
水平線戦略4

サポートの前で売る

サポートの手前、ブレイク前に売りエントリーします。なかなか下がらない場合は、サポートで薄利で決済して、立て直します。もし、マーケットがサポートを下抜けたら、そのまま次のターゲットとなる水平線まで利益を伸ばしていきます。

水平線手法4
水平線戦略5

レジスタンスを抜けたら買う

買いに勢いがついたと考えて買いエントリーする、ブレイクアウト戦略です。レジスタンスに売りポジションのトレーダーは損切を行うため、一層買い勢力に勢いが増します。

水平線手法5
水平線戦略6

レジスタンスで売る

人気の戦略の一つ。レジスタンスでは売り注文が集中しています。反対にレジスタンスを超える勢いがマーケットにある場合は、トレードをせず、戦略を立て直します。

水平線手法6
水平線戦略7

レジスタンスの前で買う

レジスタンスの手前に買いのトレードチャンスがあります。これは、多くのトレーダーがレジスタンスを意識しているため、その価格に向かいやすくなります。

水平線手法7
水平線戦略8

レジスタンスを一度超えて再度戻って来たら売り

高値を超えたのにも関わらず、直ぐにまたレジスタンスを下抜けた場合は、ダマシです。レジスタンスで買ったトレーダーの損切り注文が発生するため、売りの勢いがより強まります。

水平線手法8

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

FXブログ

最強メンタルコントロール術(189ページ)のPDFコピーを送ります.

ご登録ありがとうございます!

【免責事項】 Turn Trading株式会社の提供するコンテンツに含まれる投資手法は、元本および利益を保証するものではありません。投資のリスクについてご理解の上、お客様ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願いいたします。コンテンツの内容には細心の注意を払っておりますが、 その内容の正確性を保証するものではなく、その内容に基づいて被ったいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。また、当社の許可なく、当コンテンツを転載・掲載することを禁じます。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表示