FXスイングトレードが難しい問題の解決6策
ニコラス グールド
9月 15, 2022 @ 8:53AM
執筆者 ニコラス グールド | 2022-09-05 | 戦略 |
FXのスイングトレードで利益を上げることは、想像よりも難しいものですよね。それは多くのトレーダーが、FXが難しいとされる理由を正しく理解してからトレードを始めていないために、FXをより複雑に、より難しくしてしまっているのです。利益に結びつかない理由を一つ一つ紐解き、具体的な対策ができるよう改善方法6策をご紹介します。
FXトレードが難しい理由は一つではなく、いくつか挙げられます。それぞれを理解することで、トレード戦略を改善する具体的な案を見出すきっかけが生まれます。先ずは自分に必要な対処を知るところから始めましょう。
ポイント１
損切りしにくい
実は、スイングトレードのポジションを長く持てば持つほど、損失で終了する可能性が高まります。この真実を知りながらスイングトレードをしているトレーダーは極めて少数です。
利益が出ると思って保有しているポジションというのは、損切りをしない理由を見つけやすいものです。含み益が出ているときはもちろんですが、含み損がでているときは大きな損失を確定させたくなくて損切りのタイミングを逃していきます。スイングトレードの場合、最初に決めたところで損切りできる人はほとんどいません。
ポイント２
利益を伸ばすのが難しい
スイングトレードでターゲットを達成するには、ポジションを何日も、何週間も、あるいは何ヶ月も保有する必要があります。マーケットは常に動いているため、利益は常に上下することになります。なかなかターゲットに達しない状況に、トレーダー自身のストレスが日々に溜まっていきます。FXスイングトレードが難しいことの一つは、多くのトレーダーが辛抱強くターゲットまでの達成を待てないからです。
ポイント３
ニュースは重要である
スイングトレードは、経済指標の発表やニュースがある間もポジションを保持し続ける必要があります。ニュースは予測が難しく、保有しているポジションに大きな影響を与える可能性があります。マーケット状況を一瞬にして変えてしまう力がニュースには存在するのです。スイングトレードは、ニュースを受けてもすぐに損切りすることが難しかったり、早く利益を出したくなる等、トレード判断がブレることがあります。経済指標発表やニュースに無頓着では、得られる利益を逃すことになります。
ヒント１
マーケットを見るのをやめる
ポジションを持った後にマーケットを見続けると、自分のトレードルールを守り難い状態にしてしまいます。それは、マーケットの上下の動きにその場その場で翻弄されてしまうためです。1日に2～3回マーケットを確認することは有効ですが、それ以上は自分のトレードルールに従うことを困難にさせます。
ヒント２
ニュースを理解する
ニュースの動向を把握することで、スイングトレードがより容易になります。毎日FX関連ニュースを読み、なぜマーケットが動いているのかを理解するようにしましょう。もし、大きなニュースがあり、それが自分のポジションに悪い影響を与えるようであれば、そのポジションを検討し、発表後に再エントリーすることも可能です。
ヒント３
トレーリングストップを使用する
トレーリングストップは、ポジションを保有している際、利益が増えるに連れてストップ幅を狭めていく方法です。スイングトレードでは通常、大きなターゲットが必要となり、これを達成するには時間がかかります。トレーリングストップは利益が損失に変わる可能性を減らし、スイングトレードのパフォーマンスをより安定させることができます。
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記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
