スイングトレードは短期トレードに比べて大きな値幅を狙うため、トレードチャンスが少なくなります。 そのため、チャートを開いた時、自分にとって都合の良いタイミングでトレードチャンスが訪れるとは限りません。

では、スイングトレードはどんなトレードを行うべきでしょうか?

長時間足の確認

スイングトレードの場合、ポジションを数日から数週間保有するため、日足のマーケット状況を分析するのはもちろん、週足の分析が必要です。

スイングトレードで実際にエントリーする際に使用する時間足は1時間足です。トレード準備の際のマーケット分析では、この3つの時間足は最低限行います。

中でも、日足のサポート、レジスタンスは重要です。日足は短期トレーダーであっても長期トレーダーであっても、必ずマーケット判断に使用しています。そのため、多くのトレーダーは日足のサポートやレジスタンスを意識してトレードをしており、そこがエントリーのタイミング、ターゲットやストップの目安となります。

スイングトレードの注文の出し方

ストップ注文、指値注文

開いたチャートが直ぐにトレードできる状態とは限りません。マーケット状況を確認したら、ストップ注文や指値注文を入れておきましょう。そうすることで、マーケットが自分の考えるエントリーポイントに達するまで、ずっとチャートに張り付いている必要がなくなります。

大きなニュースが入って来ると、マーケットが思わぬ動きを見せることもあり、時にこの注文方法が適さない場合もあります。注文が約定したら直ぐに損切り注文を出し、思わぬ損失を防ぐようにします。

アラームを使用

予約注文を入れたくない場合はアラームを使用します。アラームが鳴り、改めてマーケット判断をしてから成り行き注文でエントリーします。

ストップ注文や指値注文が適さない、マーケットが一方方向へ強く動いている場合にアラームを使用すると、より有益なトレードチャンスを得るきっかけになるかもしれません。

トレード計画を考える

スイングトレードの場合、チャートの前ではどっしりと構えます。チャートを開くや否や、利益を得ようとして早々にポジションを建てようとしてはいけません。チャートを見てパニックにならないようにしましょう。スキャルピングのように小さな価格差を狙う訳ではなく、より大きな値幅を狙うため、慌てる必要はありません。

エントリーする前に、しっかりトレード計画を立て、どこでエントリーをして、どこで手仕舞いするのか、その計画通りに行動します。思いつきでエントリーしてしまうと損失が大きくなってしまう可能性が高まり、とても危険です。

マーケットを大きく揺るがすようなニースがあった場合は、ボラティリティが大きくなることがあります。その際は、予約注文を一度キャンセルしてマーケットの方向性が定まるのを待ってからエントリーすることが最善です。

ニュースの重要性

スイングトレードは、長時間ポジションを保有するため、マーケットニュースの確認が重要です。エントリーした時のマーケット状況と、ポジションを保有中のマーケット状況が変わってしまうということはよくあります。

そのニュースの影響が一時的なものなのか、トレンドを崩したり、新たなトレンドを生み出すようなマーケットに大きな変化をもたらすものなのかを判断する力をつけましょう。

やり方としては、ニュースを確認した際、マーケットがどの程度のボラティリティを生み出したのか、新たなトレンドを生み出したのか、またはトレンドを崩してレンジとなったのか、など記録を取り続けることで、どんなニュースがマーケットに大きな影響を与え、注意するべきなのか理解できるようになります。

マーケットを判断する力は利益を上げるために身に着けるべき能力です。判断力をつけることは、容易ではないかもしれませんが、継続していきましょう。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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