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失敗トレードが週間、或いは月間利益を一日で吹き飛ばし得ることを知っているならば、いつトレードするかではなく、いつトレードを終えるかが如何に重要であるかが理解できるだろう。
継続的なトレードの成功には、自分の戦略と性格を理解すること、それらを通して己をよく知ることこそが、自身のトレード成績を上げ、利益を増やす鍵となるのである。

どのような状況で一日のトレードを終える判断をすべきか、いくつかのヒントを以下に挙げてみよう。

1.普段より長くトレードしている時
市場の動きは一日の中でも時間帯によって大きく異なり、これを知ることはトレードの成功に不可欠である。 そして市場のボラティリティ(値動きの幅がどれくらいあるか)を確認し、順張り、逆張りどちらの手法を用いるかを決めよう。 日々、出来る限り同じ時間帯でトレードを行うと、その時間帯における市場の値動きを知り、慣れることが出来る為、トレードの練習に望ましい。 ふだんより自分が長くトレードしていると感じたら(殆どの場合、損失を取り返そうとしている場合が多い)、更なる損失を積み上げるのではなく、今日のトレードを終えて翌日の準備に充てるなり、他の事をするなりしよう。

2.トレード以外の事柄(仕事やプライベート)に気持ちが向いている時
トレードを失敗せずに遂行する為には100%集中することが大切である。
仕事やプライベートで気になることがあり、トレードへの集中をそがれる状況においては、一旦休憩を取り、気になる事を片付けよう。 気がそれた状態でのトレードは大きな損失に繋がるミスを生みやすい。

3.集中出来ない時
トレード中に疲れを感じたときは損失を被るリスクがとても高くなる。 集中が切れた時は直ぐに5分、10分の短い休憩を取り、状態が良くなるか確かめよう。もしそれでも集中するのが難しく感じた場合は今日のトレードを終了し、翌日の準備をするか、トレードから離れよう。

4.簡単に利益を得られた時
トレードで大きな損失を受ける要因のひとつは自信過剰である。
出来の良いトレードで簡単に利益を得た後は普段行う準備作業をしない、或いは損切り設定を省いてしまうことさえ有るかも知れない。
満足する利益を得たトレードの後は、一旦5分から10分の休憩を取り、前回の利益を忘れてトレードを再スタートしよう。 それでももし、通常の行うべき準備作業をせずにトレードしそうになる、又は次のトレードに集中できないと感じた場合は、今日の仕事(トレード)はここまで、と限を付けて楽しい時間を過ごそう。

5.市場がいつもと異なる状況の時
誰も100%の確率で利益を得られないのと同様、市場を100%正確に予測することは出来ない。トレーダーは皆、市場と対峙する際には何処でポジションを取り(エントリー)、何処で決済(エクジット)するかを決める戦略を持って臨むべきである。
自分のトレードに自信を持っているにもかかわらず、もし、価格が自分の期待していなかった方向へ動いているならば、自分の感を信じてトレードしない方が良い。
自分のトレードプランを実行するには、自信を持つことが大事なので、もし市場の値動きを見て難しいと感じた時は無理にトレードせずに、この先自分の戦略をどう修正したいかを考えてみるのも良いだろう。

6.一日の損失限度額に達した時
今回のリストの中で最も重要な点である。 経験に関わらず如何なるトレーダーも必ず一日の損失限度額を設定し、達した場合はトレードを終了しなければならない。
損失を被っても、目の前の市場にはそれを取り替えせるチャンスが常にあるので、諦めたくない気持ちになるのは当然である。 しかし、一度損失を被ると、多少なりとも自信を失うことから、結果的に次の判断力が鈍ってしまうのだ。 自分が利益を得る日の平均的な損切り幅をきちんと設定してさえいれば、被った損失はこの先の良いトレード一日で簡単に取り返すことが出来るだろう。
もし一日の損失上限額を守らなかったなら、その一日の損失を取り返すのに何週間も要することとなり、如何なるトレーダーであっても受け入れられないことなのだ。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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