なぜ金CFDを取引するのですか?

個人トレーダーが金CFDをトレードする主な利点は、小さなポジションから始めることができるということです。 NY金先物取引の場合、最小ポジションサイズは1ロットまたは100オンスです。これは、マーケットが1ドル動くと100ドルを稼ぐか失うことを意味します。 1ロットのポジションをトレードすることは、初心者トレーダーにとって大きなプレッシャーであり危険です。金CFDをトレードする場合、0.01ロットのポジションサイズでトレードを始められるので大きなリスクを背負わずにリアル口座を使用してトレード経験を積むことができます。

金の価格を動かすもの

どのニュースが金の価格を左右するかを理解することは、マーケットのトレンドやボラティリティを知るために役立ちます。金は非常に強いトレンドを持つ傾向があるため、マーケットのトレンドに沿ったポジションをとることで利益が得やすくなります。また、ニュースを理解することで、マーケットがどの程度動く可能性があるのかも理解しやすくなり、ターゲットやストップ注文の設定も改善されます。

ボラティリティが高い

単純に30分足のボラティリティを比較すると金CFDはドル円と日経先物の2~3倍になります。スキャルピングなどの短期トレードで成功するには高いボラティリティが必要です。

ボラティリティが高ければポジションの保有時間が短くなります。これはポジション保有中のストレスを下げ、突発的なニュースによる予期せぬ損失を被る割合をも減らします。ストレスの低減はトレードに余裕を与え、論理的に考えられるようになり、良い結果を招きます。良い結果を得られると自信がつきトレード上達につながります。

金レポート

金のボラティリティ分析2022年1月4日

USDJPYレポート

USD/JPYのボラティリティ分析2022年1月4日

N225レポート

日経225のボラティリティ分析2022年1月4日

夜間トレード
金CFDが一日で一番活発に動く時間帯は、日本時間の21時~23時です。これは日頃仕事をしている兼業トレーダーに最も適した時間帯です。日本人トレーダーに人気のある日経先物では、この時間に儲けるチャンスはあまりありません。

新しいマーケット
多くのFXトレーダーは、レード経験はあるもののコンスタントに利益を上げることができず、プロトレーダーになることが難しいことを理解しながらも、トレード上達に意欲を持っている人達です。長年親しんだFXや日経先物から金先物にマーケットを移すことで、今までの負けトレーダーとしてのイメージを心機一転させ、新しい気持ちでトレードを開始しトレーディングの上達を望めるようになります。

マーケットが異なると、マーケットの癖やボラティリティなども異なりますが、そのマーケットを理解すると、FXと同じようにトレードを行うことが出来るようになります。

時間毎に変化するマーケットパターン
金CFDの主要市場は4つあります。

・日本 (TOCOM)

・上海 (SHFE)

・ロンドン

・ニューヨーク COMEX

これらのマーケットは各市場が各国民性を反映しオープン時とクローズ時に独自のパターンを示します。それが我々に一日の中でも様々な時間に多くのトレードチャンスを提供してくれます。これにFXを比較すると、FXは24時間オープンしているもののグローバル経済に直結しており、国民性を反映したマーケット毎のパターンは強くありません。

より強いトレンド
FXは世界最大のマーケットで世界中の人が参加しています。より多くの人が参加すれば、その分多くの見方が生まれます。そうすることで様々な価格の注文がなされ、マーケット参加者の多くが共鳴するような大きなトレンドを一日だけの間に見つけることは難しくなります。

金の5分足チャートを見ると上下に激しく動いていますが、この激しい値動きをうまく捉えることで利益を生み出すことができます。金も大きなマーケットではありますが、参加者が少ないのでFXに比べて少ないオーダー数で一方向のトレンドを形成しやすくなります。

金の価格変動の要因は何でしょうか?

 

金のボラティリティは通常、金の価値に対して不確実に動き、FX市場よりも値動きが激しくなっています。というのも金の価値は非常に主観的でトレーダーの思惑がマーケットに反映されていることが多くあります。トレーダーは将来の価格に対して強い反対意見を持つこともあり、急激な値動きの反転はこのように起こることがあります。 また、FX市場と比較して金市場で活動しているトレーダーは少なく、大量注文は金市場の高いボラティリティを生み出す可能性があります。

マーケットに同じ方向の多くの注文が入ると、価格がレジスタンスを上回ったりサポートを下回ったりとボラティリティが非常に高くなります。この高いボラティリティは、タイミングが合うとトレーダーにとって良いトレードチャンスとなります。

金の価格変動の要因は何でしょうか?

金は投資家から”お金を預ける安全な場所”と見なされています。金は貴重な商品として長い歴史があり、また一部の投資家は現物資産を保有することを好みます。
これらは、金の価格を左右する4つの主要な要因です。

政治や世界情勢の安定状況

政治問題や戦争が起こる毎に、投資家は株式などの高リスク資産を売却し、金を購入するため、金の価格は上昇します。金を動かすことは世界的な問題ではありませんが、世界情勢に影響を与えるニュースが出た場合、金の価格は非常に大きく変動する可能性があります。

需給状況 需要と供給を理解することは、長期的な価格の予測に役立ちます。金の供給は鉱山からだけでなく、中央銀行も大量の金を保有しており、中央銀行が金を売ると価格に大きな影響を与える可能性があります。特に中国人とインド人は金の最大の買い手であり、それら個人の動向はマーケットの下では重要です。
米ドル

米ドルは世界で最も安定した通貨と見なされています。米ドルが弱く、下落する可能性が高い場合、金は投資家に人気のマーケットとなります。金の世界価格は米ドルであるため、米ドルが下落すると、他の国が金を購入する方が安くなり、金の価格は上昇します。

株式市場

株式市場が下落すると、一部の投資家は資産を守るために金を購入します。米国の株式市場の見通しを理解することは、金の価格変動を予測するのに役立ちます。

米政策金利

米雇用統計

米経済活動(GDP)

世界的な不測の事態

米インフレーション(CPI/PPI)

米小売売上高

米製造(PMI)

金に関するニュースを探す

毎日ニュースを見続けることは現在の金のマーケットにトレード戦略を適合させるために役立ちます。マーケットのトレンドとボラティリティを理解できるようになります。

日本語ニュースサイトリスト

英字ニュースを見続けた方が最新情報がより早く入手でき、外国人トレーダーがマーケットをどのように見ているかを理解するのに役立ちます。

英語ニュースサイトリスト

アドバイス

短期トレードでは、マーケットのセンチメントを理解することが重要であり、テクニカル分析はファンダメンタルズ分析よりも重要です。ニュースを読むことは、重要指標発表前にポジションを保持している場合、高いリスクをとることを防ぐのに役立ちます。

世界最高の経済学者でさえ、金の価格を予測するのに苦労しています。金のトレードから利益を得るためには、損失を小さく抑え、利益を上げられるリスク管理ルールに従うことが最も重要です。しかし、ニュースを理解しようと、あまりにもニュース分析に時間を割き過ぎると、価格に対する見通しにバイアスがかかりすぎて損失を削減することが難しくなり、トレードが悪化する可能性があります。

FXと金のどちらをトレードする方が簡単か?

答えは、どちらのマーケットもトレードが難しいということです。トレードする際には、戦略と自身の性格に合ったマーケットを選択することが重要です。金は非常に不安定なマーケットであり、多くの場合FX以上の値動きをします。ですので、頻繁にトレードしたいトレーダーと金マーケットの相性はFXマーケットよりも良くなります。

FXから金のトレードへ変更するときというのは調整が難しいものです。金のトレーダーの数はFXよりも少なく、大量の注文がマーケットに入ると、マーケットはFXよりも一方方向に強く速く動きます。これは利益を大きく上げるには良い機会です。しかし、ストップロスに従うことができない場合、リスクは増加します。

金トレードの経験が少ない人は、ボラティリティが高いので金はFXよりも簡単だと思うでしょう。しかし、他のマーケットと同様でトレードの最も重要な部分は大きな損失を避けることです。また、大きな値動きをする可能性があることを忘れないことが重要です。ストップロスも必ず設定しましょう。

FXを試したものの結果が優れないトレーダーにとって、金のマーケットはトレードスタイルに合う可能性もあるので、金のトレードを試してみることは良いことです。リアル口座でトレードを開始する前に、時間をかけてマーケットを学び、デモ口座で練習を繰り返してください。新しいマーケットをトレードするという過程を楽しみ、大きな利益が得られることばかりを期待し過ぎないようにしましょう。時間の経過とともにトレードスキルが向上すると、金のマーケットでも高い収益性のある良いトレードチャンスを見つけることができるようになります。

金市場にとっての中国の重要性

中国のマーケット

  • 中国は世界最大の金の生産国であると同時に、非常に大きな金の消費国でもあります。中国の金のトレーダーは価格に大きな影響を与え、高いボラティリティを引き起こす可能性があります。中国先物市場は、上海時間9:00(東京時間10:00)にオープンします。これはトレードチャンスを探すのに適した時間です。
  • このトレードチャンスは、前日の中国市場が15:00(東京時間の16:00)にクローズしてから、今日、中国市場がオープンするまでの値動きを逆転させる状況をマーケットから探します。したがって、前日にロンドン時間とニューヨーク時間の間に金価格が上昇した場合、通常、今日の上海時間9:00の直前または直後に金の価格は下降します。このように手仕舞いの動きを狙います。
  • 中国の金市場を中国人以外のトレーダーが直接トレードすることは、マーケットへのアクセスが難しく依然として困難です。金先物と金CFD価格のクローズは、中国の金価格の動きを追随するため、中国市場のボラティリティが高い場合、金先物とCFDのボラティリティも高くなります。

金のデイトレードアドバイス

アドバイス

金はボラティリティが高く、強いトレンドを持つ可能性があるため、デイトレードに向いているマーケットです。金のボラティリティの高さは利益が損失の2倍以上となる、リスクリワードレシオの高いトレードをすることができます。金市場は急激に価格が大きく動く可能性があるため、トレード毎に必ずストップロスを入れるのも重要です。すべてのトレードにストップロスを使用するだけでなく、トレードを始める前に、一日の最大損失可能額を設定することも重要です。金市場のボラティリティは高いため、戦略がマーケットの条件と一致しない場合、何度もリベンジトレードをしやすく大きな損失につながります。

トレードに最適な時間は、中国市場のオープン前後の時間(東京時間9:30~11:00)と、ニューヨーク市場(東京時間21:00~25:00)です。ボラティリティがあるマーケットなので他の時間帯でもトレードをしたくなるかもしれませんが、マーケットのトレンドはそれほど強くはないので、中国市場オープン前後とニューヨーク市場に集中するのが最善です。

デイトレードをする場合、スプレッドが狭いブローカーを見つけて、小さなポジションサイズでマーケットにエントリーすることが重要です。マーケットを学ぶためにも小さなポジションからトレードを始めることができるCFDが最善です。先物はスプレッドが低くなる可能性もありますが、CFDに比べて取引単位が大きいため、CFDで金のマーケットに慣れてスキルが成長した後にトレードを検討する必要があります。

金トレードのベストな時間

適切なトレード時間を選択することは、トレード結果に大きな影響を与えます。一日の中で最大のトレードチャンスは、高いボラティリティと強いトレンドがあるときです。安定した利益をすばやく得ることができ、長時間ポジションを保持するリスクを回避できます。

金は1日を通してFX市場よりもボラティリティが高く、1日中デイトレードを行うことができます。しかし、これは推奨できません。特に欧州の金市場の日中はわずかなトレードチャンスしか発生させず、その多くが横に推移するため、トレードが難しくなります。時間を決めて集中したほうがより簡単にトレードチャンスを生み出すので、一日の最も値動きが活発となる時間帯に集中することをおすすめします。

デイトレーダーにとって、最も注目すべき市場は中国と米国の金市場です。これら両市場のオープンは、最も重要な時間であり、トレードチャンスを探すのに最適な時間となります。

以下は、中国と米国の金市場で使用できるさまざまな戦略です。

中国市場

戦略1

オープン前にポジションを取る

中国市場は、上海時間の15:00(東京時間16:00)に閉まります。昨夜の価格からオープン前の今の価格へどのように変化したかを分析することは有益です。マーケットが昨日の価格と比べてはるかに高いか低い場合、通常、マーケットは反転して中国オープンへとつながります。

マーケットは通常、昨晩の値動きを反転させますが、このパターンが機能しない場合のマーケットは大きく動く可能性があり注意が必要です。多くのトレーダーが昨晩の値動きと反対の方向でトレードしようとするため、マーケットが昨晩の動きを継続させた場合、多くのトレーダーは間違ったポジションを持っているということになり、損切りを巻き込み強いトレンドで動いていきます。

戦略2

オープンと同時にポジションを取る

中国市場オープンの最初の5分間は非常に不安定であるため、新しくエントリーすることは困難です。トレンドフォロー戦略を使用して中国市場の初動に従うのが最善ですが、タイミングが難しい場合もあります。オープン直後5分経過するまで待ち、トレンドに従うか、もしくは逆張りトレードのチャンスを探すか決定します。

戦略3

オープン後にポジションを取る

マーケットのボラティリティは上海時間の9:30(東京時間10:30)から大幅に減少するため、オープン後にトレードする場合は我慢が必要です。オープンの方が良いトレードチャンスに恵まれるため、このセッションでのトレードは推奨しません。

このセッションでトレードするときは、マーケット状況を分析し、トレンドかレンジかを見定め、それに適したトレード戦略を使用する必要があります。短時間足チャートと長時間足チャートのそれぞれの分析により、その日のトレードタイプを決定していきます。

中国人トレーダーがやろうとしていることを理解することは、金トレードにとても役立ちます。今現在の価格が昨晩の終値よりもまだかなり高いのか、低いのか、このセッションの値動きは昨晩の値動きを逆転させているか、などを分析することで中国人トレーダーの動向が理解できるようになります。

価格が昨晩の価格の近くにあり、ボラティリティが低い場合は特に逆張り戦略のトレードに適しています。

米国市場

戦略1

米国市場オープン前後のトレード

金市場の1日の中で最も活発な時間となります。しかしマーケットの方向性が急激に変化するため、とても難しい場合があります。マーケットはテクニカル分析ではなく、中国とロンドンの時間帯の動きに反応しているため明確な戦略を立てることが重要です。

米国人トレーダーは、昨日の米国の終値からマーケットが上昇または下落したかを分析し、トレード方法を決定します。時間のパターンを分析することは、米国市場オープンのトレードに役立ちます。

戦略2

経済発表のトレード

金は、米国の経済発表時、とても大きなボラティリティを生み出しトレードチャンス与えてくれます。しかしながら誰も将来を予測できないため、経済発表よりも先にポジション建てておくことはかなり危険で難しいのもです。成功した戦略を持っている場合は、瞬時に反応してトレードすることで有益なものとなります。

初めに経済発表に対する金の反応を分析

金は、弱い米国経済指標で上昇し、強い米国経済指標で低下する、というとてもシンプルな反応を見せます。もちろん、マーケットがどのように動くかを決定する際、経済発表と期待を比較して理解することは重要で、前提にあります。

経済発表3つのトレード方法

初動をトレードする

  • 金のボラティリティは非常に高く、マーケットは経済発表に大きく影響します。発表前にストップエントリー注文を出しておくことは、経済発表トレードで利益を上げる手助けとなります。これは、発表前の最終価格より1ドル高い買い注文と、最終価格前より1ドル安いの売り注文を出しておくという戦略です。マーケットに強いトレンドが発生すると、すぐに利益を上げることができます。しかし、この戦略を試す前に、使用する証券会社のスプレッドが狭く、スリッページが少ないことを確認する必要があります。
  • マーケットは経済発表の瞬間、急激に動くため経済発表直後にエントリーすることは困難です。仮に経済発表でマーケット変動が少ない場合、少なくとも1分間待ち、様子を見てからエントリーするのがおすすめです。

初動に対したトレード

  • マーケットは経済発表に過剰に反応する可能性があり、こういったときは逆張りトレードの機会となり、エントリーする前にマーケットが反転の兆候を示すまで待ちます。通常5分足でトレードを行いますが、反転のパターン形成を見るために、マーケットが急上昇している場合、売る前に1分足の陰線が出るまで待つか、マーケットが急降下している場合、買う前に1分足の陽線が出るまで待ちます。
  • 金は経済発表後に大きな動きを見せる可能性があるため、強固なリスク管理が必要です。そのため、過剰トレードを避け、最初に決めたストップロスにも従う必要があります。

マーケットのトレンドに乗る

  • 経済発表の初動後、マーケットのトレンドに乗る機会があります。移動平均線を使用して利益を大きくするより良いエントリーポイントを見つけます。
戦略3

ポストオープントレード

金の最適なトレード時間は、米国がニューヨーク時間の9:00(東京夏時間22:00、東京冬時間23:00)にオープンしてから30分後です。この時間のボラティリティは高く、通常はマーケット状況に応じてトレンドに乗ったり、逆張りの機会を得られます。
ポストオープンとは、市場オープンから30分後の時間を指します。

金のボラティリティは通常高く、過剰トレードを避けること、ストップロス注文に従うことが重要です。マーケットを学ぶには、毎日1〜2時間に焦点を当ててトレードをすることが望ましく、役立ちます。

戦略4

米国の午後のトレード

米国の株式市場は金価格にとって重要な推進力であり、これにより良いトレードチャンスが生まれます。米国が上昇すると金は下落し、反対の動きになるということを忘れてはいけません。金のマーケットは株式市場に過剰反応してトレンドを出し、良いトレード機会を与えてくれます。

主要な金先物取引所

金先物の取引には3つ主要な場所があります:

  • 東京 TOCOM
  • 上海
  • NY COMEX
  • 市場ごとに開始時間と終了時間が異なるため、トレードの機会がそれぞれに生まれます。たとえば、金市場に対する見解はマーケットによって異なります。伝統的に中国人は金の買い手であるため、NYセッション中に金価格が下落した場合、上海市場オープン中に金価格が上昇する可能性が高くなります。
  • それぞれの市場間の関係は時間とともに変化し、収益性を維持するには定期的にマーケットを分析する必要があります。金をトレードする利点は、3つの異なる市場が明確な開始時間と終了時間を持ち、マーケットが最も活発であるため、FXより簡単にトレードチャンスを探すことができることです。

主要な金先物取引所トレード時間

東京

デイセッション:東京時間8:45〜15:15
ナイトセッション:東京時間16:30〜5:30

上海

デイセッション:北京時間9:00〜11:30、13:30〜15:00(東京時間10〜12:30、14:30〜16:00)
ナイトセッション: 北京時間21:00~2:30(東京時間 22:00~3:30)

ニューヨーク

デイセッション: NY時間8:20~13:30 (東京時間21:20~翌2:30(NY夏時間)、 東京時間22:20~翌3:30(NY冬時間))
オンライントレード: NY時間18:00~17:15(東京時間7:00~翌6:15(NY夏時間)、東京時間8:00~翌7:15(NY冬時間))

どの金先物市場がトレードに最適か 上海先物市場は海外にまだ大きく開かれておらず、一部の海外大手金融機関にのみ開かれています。外国人となる日本人トレーダーもこの市場でトレードすることはできません。参加できる大手金融機関はTOCOMまたはNYから金のトレードを選択することができます。

日本の取引所であるTOCOMは日本の多くのブローカーが扱っており、サービスが良好のため、日本人トレーダーに向いています。日本のブローカーでNY金をトレードしようとすると手数料が高くなります。NY金をトレードしたい場合は、海外の証券会社でトレードした方が手数料を抑えることができますが、そのためにはある程度の英語の読解力と会話力が必要となります。また、ニューヨークの取引所であるNYは口座残高が円ではなくドルになっており、日本の個人トレーダーにはあまり人気がありません。

TOCOM金とNY金の主な違いは、最小のティックサイズです。 TOCOM金の最小ティックサイズはNY金に比べて非常に大きく、デイトレードではなくスイングトレードをしたい人にとって良いマーケットです。 NY金はスキャルピングやデイトレードをしたい人に向いているマーケットです。

金先物取引の危険

先物取引は、ボラティリティが高く強いトレンドがでるため非常に危険です。金先物取引が他のマーケットよりも危険なのは、多くの民間トレーダーが金市場をよく理解していないためです。金先物取引は、契約サイズが非常に大きく、1回のミスで大きな損失が発生するので経験豊富なトレーダー向きのマーケットです。

多くの個人トレーダーはFX経験があり、そのマーケットをよく理解しています。個人トレーダーにはFXトレードを学ぶことができる場所がたくさんあります(本、YouTube、ブログ、セミナー等)が、金先物取引を学ぶ場所はほとんどありません。

金トレードを試してみたいトレーダーにとっては、小さなポジションから始められるCFDでのトレードが最適です。CFDでのトレードで安定した成績を残せるようになったら、金先物のトレードに切り替えることをお勧めします。金先物は、大きなポジションをトレードする際のスプレッドが小さく、スリッページも少なく、トレードコストを下げることができます。

トレードとはリスクリワードのバランスを取ることです。金先物取引は危険な場合が多くありますが、反対に大きな利益を上げる良い機会も多く提供します。ポジションの小さい金CFD市場ではトレードスキルを構築することに焦点を合わせ、成功してから金先物取引でトレードしていきましょう。

金のスキャルピングアドバイス

アドバイスボラティリティがFX市場よりも高いため、金のスキャルピングは非常に魅力的です。金のスキャルピングの場合、売買価格の差が小さいブローカーでトレードしていることを確認する必要があります。スプレッドが高いと、金のスキャルピングでお金を稼ぐのが非常に難しくなります。

 金のスキャルピングの場合、0.20ドル以下のスプレッドである必要があります。金のスプレッドは一日中変化する可能性があり、通常はニューヨークのトレード時間中に最小になります。ボラティリティが非常に高く、スプレッドが低いため、ニューヨーク時間は金のスキャルピングに最適な時間です。

金のスキャルピングでターゲットを設定するときは、少なくとも$ 0.50に設定することをお勧めします。ターゲットの設定が小さすぎると勝率が高くなりますが、大きな1つの損失からの回復が困難になる可能性があります。金のボラティリティは高いため、金のスキャルピングの場合、通常0.50ドルのストップが必要です。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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