何で移動平均線

 

私は1つのインディケーターのみを用いてトレードするのを好みますが、その理由は、意思決定が簡単になるからです。複数のインディケーターを使うとそれらが相反する場合が生じ、判断が難しくなります。トレードを行う際に最も必要とされることは素早い判断力です。すべてのインディケーターには長所と短所があります。1つを使い慣れることでそのインジケーターの強みと弱みを知って、使いこなすことができます。

 

では、市場参加者に最も人気のあるインディケーターである移動平均線を見てみましょう。移動平均線とはチャート上の過去X期間における、ろうそく足終値の単なる平均値です。過去X期間のろうそく足の平均値をグラフ化することで、マーケットのこれまでの動きを確認し、今後動く可能性のある方向をみることが出来るのです。

移動平均線の算出には以下の計算式が用いられます。

(終値1+終値2+終値3+…)÷ローソク足の本数

例  (117 + 118 + 116 + 118 +119) / 5  = 117.60

移動平均線が上方向に向いていれば、マーケットが上昇トレンドであることを示します。 一方、下方向を向いていれば下降トレンドを示し、横ばいであれは、レンジ相場であることを示しています。 移動平均線の傾きによって現在のトレンドがどのくらい強いのかを確認することができるのです。

実際のチャートで見てみましょう。

マーケットの値動きによって、それぞれが異なる状況にあるということが理解できます。

図1 現状は上昇トレンドを示している

図2 現状は下降トレンドを示している

図3 現状はレンジ相場(もみ合い)の状態

移動平均線の使い方

価格と移動平均のの動きにより、異なるセットアップが開発されています。

逆張り

順張り

順張り

逆張り

逆張り

順張り

順張り

逆張り

それぞれの図を見て、どれが順張りか、あるいは逆張り戦略かを理解しましょう。

一旦、順張りか逆張りかどちらの戦略で取引を行うべきかを知れば、いつ移動平均線を利用するかしないかを、判断することが出来ます。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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