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エントリ―前に、逆指値注文と指値注文、もしくはOCO注文を入れてトレードができていますか? 実は逆指値と指値、どちらか一方だけを使用するのではなく、OCO注文のように両方使用する必要があります。今回は、逆指値と指値を入れる必要性をOCO注文とともに解説します。

OCO注文(逆指値と指値を同時に設定する)とは

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2つの注文を同時に1つにまとめて入れる注文方法です。その内の1つが、逆指値注文、もう1つが指値注文を意味します。OCO注文を出すと、どちらか一方が約定し、もう一方が自動的にキャンセルされるという仕組みです。エントリ―注文、決済注文、どちらでも使用することができますが、中でも、決済注文に使用される場合が多くあります。

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それでは、なぜOCO注文は、決済注文の出し方として多く利用されているのでしょうか。これは、逆指値と指値を同時に入れる必要があるために、多くのトレーダーが使用している決済注文の方法です。

逆指値と指値を同時に入れる必要性3つ

理由1

マーケットは常に急に動く

マーケットの予測は難しく、安定した利益を狙うには事前の準備が必要です。また、マーケットの値動きは時に速くなるため、その場の瞬時の対応が難しい場合もあります。大きなニュースが入った時だけでなく、大口トレーダーや投資機関のまとまった注文が入るだけでも、マーケットが瞬時に動くきっかけになることがあります。思わぬマーケットの値動きに思わぬ損失を被らないようにするため、逆指値注文と指値注文を入れておくことは重要です。また、思わぬ損失に限って大きな損失額になる場合も多くあります。

理由2

ニュースを予測することは不可能

FXマーケットに影響を与える代表的なニュースは、経済発表です。しかし、経済発表だけではなく、FXマーケットに影響を与えるようなニュースは他にもたくさんあります。例えば、各国の中央銀行総裁発言や、要人発言などが代表的です。その他にも戦争や流行病など、マーケットに影響を与えるニュースはたくさんあります。そのため、いつ大きなニュースが出ても大きな損失を回避できるように、OCO注文を使ってリスクを最小限に食い止めます。

理由3

損失の拡大防止

損失に苦しむトレーダーの多くは、ストップを事前に設定していなかったり、損切り回避のためにストップ幅を拡大させてしまうことが原因です。本来、損失を限定的なものにするには、エントリー前にターゲットとストップを設定しておく必要があるのです。FXトレードにおいてこれは重要なカギとなります。損失が大きくなるほどに失う資金も大きくなり、最悪、再びポジションを建てられなくなります。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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