バーチャルトレードとは、実際に自分の資金を使ってトレードするのではなく、仮想の資金を使った文字通り「バーチャル」なトレードを行うもので、初心者がトレードの練習を行うには最適な方法です。

しかし、バーチャルトレードには賛否両論あって、バーチャルトレードなど意味がない!という意見も多いようです。今回は、バーチャルトレードの必要性と、どのような点に注意すれば意味のある練習になるのかについて解説したいと思います。

ポイント

まず、バーチャルトレードが必要か否かという質問に対する答えですが、私たちの結論は「必要」です。

トレードに限ったことではありませんが、何事をなすにも、本番前の練習というものが必要なはずです。

例を挙げて説明してみましょう。 例えば、あなたは今、テニスのプロを目指しているのだと想像してください。

テニスのプロ選手として活躍するために、まずは何をしますか? 普通はテニススクールに通うなどして、猛練習から始めるのではないかと思います。 練習もせずにいきなりプロの試合に出場するなんてことがあるでしょうか? あり得ませんね?

ところがこれがトレードになると、まったく練習もしないでいきなり本番に臨み、自分の大切な資金をリスクにさらして大損してしまう初心者が後を絶ちません。

なぜなら、一刻も早く稼ぎたいという気持ちが先走りしてしまうのと、トレードなんて上がるか下がるかを当てるだけのカンタンなものという気持ちがどこかにあるからでしょう。

マーケットというところは、スポーツの世界と違ってプロとアマチュアの区別がなく、百戦錬磨のプロの中にアマチュアたちも入り混じって戦っている場所です。 そんな生き馬の目を抜くような激戦が繰り広げられているところに、練習もしないで飛び込んで、利益をあげることなどできるはずもありません。

ですから、実際に自分の資金を使ってトレードする前には、必ずバーチャルトレードで入念に練習を繰り返し、ある程度、自信がついたところで本番に臨むべきなのです。

しかし、バーチャルトレードには、ひとつ大きな問題点があります。それは、実際の資金ではないために緊張感が薄れ、真剣にトレードすることが難しいという点です。バーチャルトレードなど意味がない!という意見は、この事実が根拠になっています。

確かに、バーチャルトレードは真剣味にかけてしまうところがあります。それは仕方のないことです。ですが、だからといって、練習をしなければ一向に上達は望めません。

ポイント

そこで皆さんにお勧めしたいのは、バーチャルトレードで「本番さながらに」練習することです。 そのためには、トレード記録をしっかりつけるようにしましょう。

トレード前のマーケット分析、エントリーの理由、エグジットの理由などを細かく記録するようにし、ひとつひとつのトレードを本番同様に行っていくのです。

トレード記録をおろそかにすると、どうしてもトレードがいい加減になってしまいますから、それでは確かにバーチャルトレードは意味のないものになってしまいます。

バーチャルトレードを有意義なものにするために、ぜひ事前に綿密なトレード計画を立て、その上でトレードの結果と反省をしっかり記録するようにしてください。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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